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サブカル回顧録

ゲームやコンピュータ等、一昔前の語り草

Windows夜明け前のパソコン事情⑦ PC-98シリーズ

パソコン

今回は、当時購入したPC-98シリーズを紹介してみようと思う。

前回↓

setoalpha.hatenablog.com

自分はPC-98の歴史は短く実に末期から使い始めた。おかげでむしろ安価に楽しめたと言うのは前回語ったんだけど、購入したのは全部で2機種。途中で洒落みたいな感じで妙な中古も買ってたんだけど、純粋に使ってたと言う意味で考えると2機種になる。

まず最初に購入したのは前回も紹介した9821Ap2/C9W。このC9WはAp2の中でも上位機種で、標準で500MBHDDが内蔵され、またSCSIスロットも付いていたので、非常に都合が良かった。その後2年近く使うことになるんだけど、その使い方は前回の記事参照。

で、その後Windows95時代になり、さすがに486DX2では厳しくなったところで購入したのが、これまた安くなっていた9821Xa10/C12。もともとはWindows95の出る前に出ていた9821で、Windows95時代に対応した一番最初の9821と言ってもいいだろう。

実はこの前にもX-Mateは存在していたんだが、初代はPCIスロットがなく、A-Mateの廉価版と言う感じのモデル。86音源のないA-Mateといえばわかりやすいかもしれない。その後PCIスロットが導入された初代Xaシリーズが出るんだけど、ここまでは試作に近く、Xa7/9/10からが本格的にWindows95へ対応されたモデルと言ってもいい。

まあ、これを買うときにはすでにXa12やXa13も出てたんだけど、値段的な問題でXa10が非常に安く、当時としては10万も切っており、またC12モデルは当時のXa7/9/10の中でも最高モデルということもあって即買いした覚えがある。

買ってからは結構苦労したんだけど(SIMMがパリティ必須とか)それでもメモリを64MB載せ、外付けSCSIでMO、内蔵HDDは1.2GBと当時としては高スペックだったため満足してた。その後下駄を買って、Pentium166Mhzに載せ替えたりして楽しんでいたんだけど、最終的には9821シリーズの限界を悟ってAT互換機に移行した…。

というのも、9821シリーズは互換性の維持と言う大前提があるため、どうしても足回りが弱く、特にIDE関係の転送速度が遅いこと。これが本当にネックで当時ほぼ同スペックのAT互換機とくらべてもHDDの転送速度だけ極端に遅く、OSの起動速度ですら差が出るという始末。またグラフィックカードも選択肢が少なく、結局Milleniumシリーズ以外は使い物にならないと言う状況だった(これはその後VooDooBansheeである程度はカバー出来てたが、それが出るまでがあまりにも悲惨すぎた…)。

あと、非常に今としては説明がしにくいんだけど、同じWindows95でもPC-9821バージョンとAT互換機バージョンでは微妙な仕様の違いもあった。悪く言えばPC-9821版のWindows95と言うのはよく出来た移植OSであって、本物と寸分違わず作ってはいるが、細かいところで何かしらの不具合が起こる可能性がある、と言う代物でもあった。

それはさておき、結局のところ一番のネックはHDDの転送速度であった。こればっかりは98シリーズのしがらみでどうしようもなく、結局最終的に1年たらずでAT互換機に移行することになる。当時AT互換機に移行したときはHDDの転送速度の速さに本当に驚いた。体感レベルで違うのが明らかで、9821と言う機種の限界を感じたものだ。

ここで自分の9821としての歴史は一旦終了するわけだが、結局この2年後ぐらいにどこからともなくアキバに突然出てきたデッドストックのAs2/U2を3万弱で購入して、また98環境を整えるも、最終的にはこれも売却。このときはほとんど使っていなかったこともあり、ほぼ買った価格で売却した覚えがある。さらにその後9821CanbeのCx13を買うも速攻売却。その後9821からはしばらく離れたが、何を血迷ったか2000年初頭にCr13を購入。結局タンスの肥やしになって捨てたけどw。

最終的に12~3年ぐらい前に9821Nr15(98ノート)を購入しこれにDOS環境を構築して一応DOSゲーム環境を作りつつ、その後5年ぐらい前に購入した9821Cs2を完全に環境を作り上げてすぐに起動できる状態にしてる。ただ、持ってても全然起動しないんだよね。あの当時はほとんど毎日のように起動して何かしらいじって楽しんでいたのに…。

ちなみに以前紹介したX68Kも、8年ぐらい前にCompactXVIを購入して未だにメインPCの近くにおいてる。これも即起動できるけど全く動かしてない。結局今のWindowsPCのあまりの利便さにもうこんな古い骨董品PCはあの時以上に趣味性の高いものになってしまったんだなと感じる。

↓設置中の9821

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↓常時スタンバイ中のX68K(電源周り改修済)

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