サブカル回顧録

ゲームやコンピュータ等、一昔前の語り草

今まで使ってきたパソコンモニター

今日は、PC-9821Ap2を買ってから使ってきていたパソコンモニターを覚えている範囲で話してみようと思う。

Ap2を買ったと同時に購入したモニターはこちら

NEC:KM-153R(15インチ)

当時としては廉価版9821用マルチスキャンモニターだったと思う。ぼちぼち使っていたんだけど、X68000の対応が不完全だったのでその後こちらに変更。

NEC:KM-171(17インチ)

インチを上げて若干古く。これは中古で買ったと思う。このころはまだそんなにモニターにこだわっていなかったので、これで満足していた。で、このあと買ったのがこちら

SONY:CPD-17SF9(17インチ)

この辺はちょっとうろ覚えになっちゃうんだけど、一回ソニーの17インチトリニトロンディスプレイを買ってるので多分このあたりの型だと思う。はじめてのトリニトロンはそりゃあキレイだった。

ちなみに余談であるが、このモニターを買う前に一度X68000専用モニターも買っている。当時で言う3モード対応のアナログTV対応のやつ。CZ-603Dとかああいうやつ。これは買ったけど、数年で人にあげたかな。結局その後にNECの21型のRGB対応テレビを買ったことで不必要になった。

SONY:CPD-G400J(19インチ)

これはすごく記憶に残っている。Windows2000時代に入るかぐらいの時にかったモニター。当時は17インチがまだ主流で19インチはかなり珍しかったんだけど、完全な平面画面で最初は画面が内側に曲がっている感じだったなぁ。5年近く使ってたと思うけど最後は使いすぎで完全にだめになった。最終的にはフォーカスがボケボケになってさすがに酷使しすぎたと言う感じだった。解像度は多分1600x1200で使ってたと思う。とにかく大画面+高解像度でものすごい使いやすかった。まだ2000年前半に使ってたこともあって、正直他のパソコンは触れなくなるぐらいこの高密度さに慣れきってしまったのもあって、なかなか買い替えへの次の一歩が進められなかったこともある。

MITSUBISHI:RDT-174L(17インチ)x2枚

随分前の話なので型式は自信ないけど、調べた感じ多分このモデルを買ってたはず。液晶モニタがだいぶ値段もこなれてきたことで思い切って買い替えたのがこれ。ここから2枚購入してデュアルディスプレイ環境に切り替えた。というのもこの前に使っていたG400で横ライン1600まで拡張してたせいで、さすがに当時の液晶モニターのコストを考えると19インチ以上は絶望的なまでにまだ高かった時代で、そんな中苦肉の策で使った方法。解像度が1280x1024だったので2枚使えば縦ラインは1200よりも少し短くなるけど、横ラインが2560まで拡張できることのメリットを選んだ。結果としては大正解で、この三菱モニターはこのあと結構長い間活躍をしてくれることになる。これも4年以上使ってその後は弟に譲ったりしてかなり息の長いパーツになった。最終的にはフォーカスがボケていったので、8年近く稼働して処分ということになった。

BenQ:E2000W(20インチ)x2枚

三菱の液晶モニターも悪くなかったけど、さすがに時代の流れで液晶モニター自体の値段が落ちてきたのでここで一度買い替えを決意。このBenQモデルの液晶モニターは解像度が1680x1050と、今まで使っていたモニターとくらべても縦ラインがほぼ同じで横ラインが400ライン近く上がったので、さらに画面が細かくなり使い勝手が向上した。同時にこのモデルからDVI端子にシフトした。ちなみに三菱のもそうだったんだけど、自分は液晶モニターを買うときは必ずノングレアを選んでいる。光沢だと反射するしキレイには見えるけどその分目が疲れやすいので、長時間パソコンの画面を見ることが多い自分には向いてないなと判断してのこと。ちなみにこのモニターは実はそんなに長く使っていない。3年ぐらいで次のモニターに買い換えた。理由はフルHDモニターの値下がりがこのあと加速度的に起きて、かなり安くなってきたことによる。ただ、20インチでこの解像度はインチサイズから考えるとアイコンや文字が小さくなりすぎないと言うメリットもあって、買い替え後は親のパソコンに2台で繋げて今も使い続けている。買ってから今年で10年たってるのでホントよくもってるなと思う。ちなみに親もすぐに二画面環境に慣れて、以外に二画面を使いこなしている。ただ、このぐらいの解像度になるとアナログRGBではもはや限界、DVIを使わないと画面がボケボケで滲んでいるのが明らかに分かるので、アナログRGB自体1280x1024ぐらいが限界だと言うことを身にしみて感じた。

BenQ:GL2250(20インチ)x2枚

今も使っているモニター。フルHDのエントリーモデル。インチサイズをほぼ同じにして解像度のみ一気にあげたので最初はかなり画面を小さく感じた。まあ、すぐに慣れたけど。このぐらいまでになるともうそこまで違いは感じないけど、さすがに横ラインが1920まで拡張されると今までと違って一画面にブラウザを起動してフルスクリーンと言うやりかたではなく、ブラウザも窓にして全体の八割で表示して残りの後ろのアイコンを見えるようにするというやり方に変わっていった。さすがにフルHDレベルになるとフルスクリーンにする必要性は一部ソフトを覗いてほとんど必要ないということだろう。

BenQ:G2220HD(20インチ)x2枚

厳密に言えばこれは買い替えではなく追加。5年ぐらい前にエルゴトロンのアームを安価で購入したことでいよいよモニター4枚構成が可能になったことによる追加したもの。この際同時にビデオカードも追加をしている。スペック的にはほぼ同じになるので実質40インチモニターの4Kモニターみたいな感じの解像度に近いとも言える。正直4枚環境は快適すぎるんだけど、さすがにこれ以上は枚数を増やせないので、モニターが壊れない限りはしばらく継続して20インチのフルHD4枚体制になると思う。

今後の予定

エルゴトロンのアームのお陰で4枚環境と言うのは確実に動いてくれんだけど、部屋の大きさ等を考えた場合、20インチx4枚がサイズ上の限界のため、今の環境が変わらない限り、22インチ以上は選択出来ない。本当は1920x1200までのWUXGAや2560x1440のWQHD等の4枚構成にしたいんだけど、値段以前に物理的なサイズの問題で断念している。フルHDx4枚で使い始めてだいぶ慣れてきたので、少々解像度を上げたいところだけど、まあさすがにこればっかりはねって感じ。

あとは、民生用の40型ぐらいの4Kテレビを買ってそのままパソコンモニターで使うっていうのも視野に入れてる。そもそも今の4Kテレビは4Kチューナーが無いので、ある意味偽物。4Kチューナー搭載のテレビが出てしまえば捨て値になるのは明らかで、その時を狙って買い替えを考えるのもアリかなと。

という感じで20年近くモニターを使ってきました。20年使ってきて一番の衝撃はやっぱりソニートリニトロン管。評判通りのクリアな画質で最初見たときは本当に驚いた。特にG400はフラットスクリーンになってさらにクリア感が上がったと思う。その後の液晶モニターに関しては時代の流れという感じが強くて特にこだわりもない買い物をしていった。当時安価でぼちぼちの性能と言うことで選んでいったという感じ。ただ、安価な液晶は初期の設定でコントラストと明るさを標準設定からかなり落とし込んだほうがいい。自分はどっちも15%まで落としている。最初は暗く感じるけど、一週間ぐらいしてその明るさに慣れてから一度モニターのモードを15%に落とした標準から動画などに変えてみたらよい。あまりのギラツキさに目がマジでやべえって訴えるのが一発で分る。TN液晶は特にコスト重視なのでこのギラツキさを抑えることも視野に入れて買わないとねって。