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サブカル回顧録

ゲームやコンピュータ等、一昔前の語り草

WIndows時代に使ってきたグラフィックカード達

Windowsも95から触ってきてると色々なグラフィックカードを経験してきた。主観的ながらも当時の流れを再度確認しながら話してみようと思う。

Windows95を導入したときはまだ9821だったんだけど、その時に内蔵グラフィックの性能がいまいちだったことで一番最初に買ったのがこのカード。

GA-968V4/PCI(S3 Vision968:IO-DATA)

今は無きS3社のVision968を搭載したグラフィックカード。VRAMも4MBのしかなく、今のギガバイトクラスが当たり前の時代からしてみれば化石のようなスペックだけど、これでも当時はかなり高速で安価なチップであった。当時はDirectXもまだまだ未完成で、確か4.1とか5とかそのぐらいのバージョンの時代。DirectXは6から劇的に高速化して同じチップでもゲームがかなり速くなったんだけど、それはおいておいて少なくとも当時の3Dゲームがまだない時代からすれば可も不可もないようなカードだった。そもそも9821で動くこと前提で購入したのでこれぐらいしか当時は選択がなかったというのもあるけど。当時ときメモぱずるだまWindows版を購入して内蔵グラだとゲームがかなり遅かったのに、これに差し替えたら急激に快適になったのは驚いた。むしろアーケードよりも速くなってやりにくくなったぐらい。結局AT互換機に移行する際に同時移行しそのまま買い替えましたが、そこそこ快適になったのは覚えてますね。

PowerWindowDX/4MC(S3 ViRGE/DX:カノープス

当時の流れに沿ってDirect3D対応カードを買ってみた。が、3D機能はおまけ程度であって実際はそこまで速くない。今にしてみたら付録以下の性能だったかもしれないけど、当時はこれでも十分であった。添付ソフトにセガラリーが付いていたんだけど、結構処理がキツかった覚えがあってあまりやらなかった。まあお目見え程度と言う感じですかね。ビデオキャプチャ機能付きを買ったので色々と試してみたけど、結局CPUパワーがたりなさすぎてそこまで本気でできなかった。せいぜいS端子でビデオデッキとか繋いで見る程度。まあ画質は普通にキレイだったけど。

PWR128P/4VC(nVidia Riva128:カノープス

nvidiaの最初の大ヒットチップRiva128搭載のグラフィックカード。VRAMは相も変わらず4MBなんだけど、このカードはとにかく速かった。明らかに処理速度が上がって3Dゲームも非常に快適に動いてくれた。同梱ソフトのMoto Racerは同梱なのに結構面白くてなかなかにハマった。まあ、夜の面だけはガチで真っ暗な面を普通にライト照らして走るのでもはやゲームにならないレベルで終わってたけど。このRiva128は当時から圧倒的に速度が速く、周りの知り合いは皆このチップを採用したカードを購入していたが、いかんせんnVIdiaチップはアナログRGB時代はどうしても画質的にギラツキ気味で少し派手な傾向にあるため、一部の方はそういうところに敬遠していたのもまた事実。ただカノープス製はその中でも比較的画質等の調整をチューニングしてくれていたので、そこまでではなかったが、安価なカードは本当にすごかったという話。実際どうにも色合い的に合わない人もいてそういう人はMilleniumシリーズ等を買っていたのも事実である。ただ、画質を犠牲にしても3D速度の圧倒的な速さで瞬く間にシェアを取っていったのである。Riva128は大ベストセラーチップとなり3年近く経ち安価になっても多数のメーカーで販売されていたものである。

Rage 128 GL(ATI Rage128)

初めて買ったAGPカードだったと思う。nVidia系のチップが速度はどんどん速くなるものの、いかんせん3Dゲームの描写が若干暗くなるということや、あと結構色合い的に明るめに出る感じの色合いがあまり合わなくなり、当時かなり速度的に画質的にも向上してきたATIに初めて移行した。が、ATIはこの時代からとにかくドライバーの出来が非常に不安定でかなり苦労させられたカードでもある。VRAMは確か4MBだったと思う。正直すでにRiva128も次の世代に移っていたこともあるが、あまり速度的な不満はなかった。画質向上というよりも少し触ってみたいと言う形で購入したというほうが正しいかもしれない。一度安定すればどこまで不安定にならないのだが、ベンチマーク上ではあまりいい数値は出なかったと言うイメージですね。

MATROX G400

Rage128が少し不安定になって繋ぎで買い替えたカード。当時は結構安くなっていてあっさりと買い替えた。画質も少ししまった感じの描写で濃い目の感じだった。2D速度が非常に高速というイメージもあったけど、この時代まで来ると2D速度にはもはやメーカーの差は少なく、そこまで早いという感じではなかったですね。とにかく安定度が高く、ATIを使っていた側からすればすごい安心感があった。1年程度でキャプチャがやりたくなって買い換えることになるけど、何も問題なく使えた安定したカードでした。

ALL in WONDER 128(ATI Rage128)

チップセットはRage128で前と同じもの。単純にビデオキャプチャ機能を合体させたモデル。当時はDVD再生もまだCPUまかせでは少々厳しい時代で、また動画の再生もコマが落ちるような時代で、まだまだパソコンでそういうのは難しかったのだが、このカードはそういった動画等の再生援助機能も付いていたこともあって動画に関しては当時トップクラスだったと思う。このカードで当時結構動画キャプチャをしていたのでかなり使い込んだんだけど、このカードはとにかくドライバの導入が相当面倒だった。いわゆるワンクリックインストール出来るんだけど、最新ドライバーセットを入れるとテレビ機能がおかしくなったり、その逆が起きたりと、ドライバの入れる順番すらも大問題で、グラフィックドライバーとキャプチャ用ソフトの順番がある程度あり、全部でソフトが5つぐらいあったんだけど、順番を間違えると一部機能が使えないとか、グラフィックドライバをあとで最新版をいれたら他のソフトが使えなくなるとかとにかくすさまじくトンデモカードでもあった。環境を変えるたびに結構そのあたり頭が痛いことになる上にマザボを買えてCPUが変わるとまた変わると行った感じで最初の初期設定で数回Windowsのインストールをやり直す等で相当苦労した覚えがある。速度等もすでに当時の主流カードよりは世代が古い分遅かったが、それでもまだ当時のWindowsゲームをするには何も問題なく、たしかこのカードでイースエターナルシリーズもプレイしたけど特に問題はなかったはず。とにかく安定させるまでが厳しいけど、安定してしまえばかなり重宝したカードでしたね。VRAMはこの時代まで来ると16MBまであがっており、すでに標準でこのぐらいはあった。

ALL in WONDER RADEONATI RADEON

多分これを次に買ってたと思う。値段が少し安くなってから買ったはずで、RADEONになったことでかなりスピードが上がった。イースエターナルとかぐらいしかやらなくなってたけど、それでもFPSがかなり上がったので高速になったんだなと感じた。まあ、やることは以前と変わらなかったんだけど、ドライバの入れる順番も全く同じ。とにかく初期設定がすごいじゃじゃ馬で安定させるまでが一苦労。まあ安定してしまえば問題なく動くのでそれまでが大変でそれ以降はそうでもなかったけど。VRAMも32MBまで行ってるがそこまで違いはわからなかった。

RADEON 9700PRO(ATI RADEON:Power Color)

ビデオキャプチャが一段落したことと、RADEONの限界を感じて買い替えた。当時のRADEONシリーズはすでに上位モデルが合ったけど、安定した値段のモデルを買ったと思う。このカードは非常に長い間使っていた。なにせゲームをほとんどやらなくなってきてたので、何も不満が出なくなっていたからってのもある。最終的にはデュアルモニタにするまでこのカードを使っていたので4年近くは使っていたかな。ただこの頃はもうnVidiaATIの二者選択状態だったので、もはや選んで買う際もどっちを選ぶというよりもどっちでもいいやとなっていたのは確実。ただ、まだ両者にそこまで速度的な差がなかったので慣れていたATIを選んだだけというのもあった。

EN8600GT SILENT(nVidia Geforce8600GT:ASUS

https://www.asus.com/jp/Graphics-Cards/EN8600GT_SILENTHTDP512M/

これはすげえ覚えてる。BenQのE2000Wを2枚買って2枚モニタにする際にDVI入力に切り替えるためにDVIが2つついてるカードで確か選んだはず。ファンレスとは特に気にしてなかったけど、単純に値段が安価だったから選んだってのもある。正直チップセットはもうこだわりもなくなっていて、DVIでデジタル接続になった時点で昔のような画質の滲み等も気にならなくなったのでその時に一番コストパフォマンスがいいものという意味で当時知り合いに相談して買ったやつ。4年近くに渡って大活躍してくれたのだが、最終的にはファンレスがアダとなったのか温度が無茶苦茶上がって(最高値90度は超えてたと思う)側面をはずして扇風機を当てっぱなしにしてムリヤリ温度を下げて使ってたんだけど、さすがにあまりにも使い勝手が悪いので買い替えた。まあ、今で言うx60系のチップなので速度も問題なかったし、快適でした。そもそもゲームをもうやらなくなっていたので何でも良かったというのはあるんだけど、さすがに当時はCore2環境で揃えてたのでバランス考えてこのカードにしたはず。商品HPにはそれっぽいこと書いてるけど、ファンレスだったのでファン付きよりは冷えてなかったです。

N450GTS Blade(nVidia GeforceGTS 450:MSI

ZTGT640-2GD3R001nVidia GeforceGT 640:ZOTAC

この二枚は現行で使っているカード。450は前に買った8600GTがぶっ壊れた時に急遽買い替えたもの。640はモニタ追加の際に追加購入したもの。450の方はファンを交換していて、純正ファンよりも5~10度近く温度が落ちている。正直このクラスまで来るとヘビーな3Dゲームでもやらない限り差はわからないので、普段使っているときはさっぱりわからない。nVidiaにしてるのもクアッドモニターにする際に変にメーカーが違って不安定になるのがいやだからだし、nVidiaカードは結構初期からDVIx2構成が多かったので、それもあって買ったというのもある。アナログRGBはもはや使えないレベルの画質なのでDVIx2というのが必須条件だったから。当時のRADEONシリーズはDVIx2と言うのは珍しくて選択肢が少なかったからこっちを選んだってだけ。とりあえずどっちにしても壊れるまでは使うでしょうね。壊れたときが買い換えるときって感じ。

という感じで使ってみたカードをざっと書いてみました。

初期の頃から考えると、nVidiaがすごい進化して、その他はATI以外壊滅した。アナログRGB時代のMATROXは非常に画質等に定評があったけど、DVIの普及でその有意差もなくなり、3D対応の弱さが仇となった。カノプーはnVidiaの路線変更で完全に崩壊して終了した。S3はRiva128からの流れに完全に乗り遅れて終了した。さすがに20年近くたつとかなり変わっちゃったなって感じ。DACとかもう関係ない時代になっちゃったし。

あと、3DゲームもFFXIVとかガンダム系とかああいったガチガチのカリカリゲームでなければもうグラフィックカードもこだわらなくていいなって思う。普通に描写して普通に使うだけなら10,000円弱のカードで問題ないなとも。

Windows95の頃から考えると本当に変わったなと。今後もハイエンドはどんどん速くなるだろうけど、そういう人は是非二枚差しのSLI等を使ってガチで使ってほしい。自分みたいにゲームをやらないような作業としてパソコンを使うユーザーは安価で適度な性能のカードを選ぶので十分だし。ある意味住み分けができたんだなとも思いますね。