スクウェアの思い出② ファイナルファンタジーII
第二回目はFFシリーズからも結構マニアックな作品であるFFIIを紹介してみようと思う。例によってシステムとかその辺ではなく、単純に当時のプレイを思い出しながら話してみようかなと。
さて、FFIIは当時スクウェアが奇跡の復活祭？として発売したFFの二作目である。
確か当時は中学生だったと思う。知り合いが購入してそのプレイを見ながら触ったのが初めてで、実は初めてプレイしたFFシリーズがこのIIであった。大体最初に触ったFFがシリーズ唯一の妙なシステムだったので、なんちゅうゲームじゃって思って当時はやったもの。
有名だったのがパーティアタック。ただこれは後世で実はマイナス面のほうが多いという諸刃の剣的なテクであったが、そんなこと考えもせずに当時はせっせとマゾプレイ。あとこのパーティアタックはむしろMPでこそ生きてくるシステムだと思った。このゲームMPは本当に上がりにくくてとっても困るゲームだったんだけど、魔法でもパーティアタックが通用するため、とにかくアスピルを入手したらひたすら仲間にアスピルかましてMPの底上げをするという感じ。MPパーティアタックはとっても有効なテクニックだと思うのでぜひ今後の参考にでも。
あと、攻撃キャンセルとかあってひたすらそれやるとか（通称ワンツーとか言ってた）なんかクリアよりも裏的な技ばかりやってた気もする。知り合いがプレイしてたせいで、初回プレイからキャプテン狩りは当然ながら、ある程度キャプテン狩りで安定したら今度はミシディアに行って装備整えるとか、すでにクリアした知り合いの話を聞きながらイレギュラーな方法で楽しんでた。
なので、あまり正攻法では楽しんでなかったですね。ラスボスもブラッドソード使って瞬殺だったし、予備知識と知り合い知識がありすぎてむしろキャラ育てることがメインという感じのプレイでした。
もちろんこちらも攻略本を購入。たしか当時FFIIは攻略本がNTT出版では出てなかったので、ファミマがかなにかの薄いやつ（前後編の二冊組）を買ってた気がする。攻略本に出てる敵が出てこなくてずっと永遠一時間戦っても出てこなかったりとか（テツキョジン）あって、あれはROMのバージョン違いでだめとか分かったのが20歳超えてから。いくらなんでもひどいよねｗ
その後クリア後は例に漏れず数年たって再プレイ。最終的にはファミコンで三回ぐらい。あとPSPで一回。PSP版はいろいろ言われてるけど、なんだかんだでいいリメイクだと思います。キャプテン狩りも健在だし、ミシディア作戦もできるし（少しやりにくくはなったけど、それでも出来なくはない）、一部バランスが変わってるけど、概ね上方修正される感じでのバランス調整だったので、これに関してはやりやすくなってるんじゃないかなって。HPやMPのマゾアタックもできるけど、相変わらずHPはあまり意味がないのでMPだけ頑張ろうねみたいな。他にもブラッドソードは例に漏れずバランスブレイカーだし、あと神経衰弱でいろいろやって裏面（SOR）にヨーゼフ以外はマサムネを持たせたまま離脱させる感じでマサムネ６本とか持ち込むとか出来たはず。
アルテマがすげえ強くなるんだけど、あれは色々と総合的に強くしないとだめなので、むしろ普通に使うのはフレアとかああいった魔法。隠しダンジョンとかあってああいうのは蛇足だっていう人もいるけど（SOR自体が賛否両論あったし）でもあれはああいうものでって感じで考えればそこまで言うことはないと思う。
この頃はRPGとかでも知り合いの家で一緒に遊んでたりしててそういう意味ではすごい思い出がかなりあるゲームになるかな～。とにかく面白いとかそういうのではなくて、子供だからこそ人生経験がないが故に本当に新鮮で楽しかった。はっきり言えば思い出補正であり、あの年齢だったから楽しめたのであって、もしいま記憶を消して同じゲームをプレイしても楽しめるかどうかはわからないし、多分楽しくないと思う。
ただ、それを除いてもあの頃にFFIIがリアルタイムにプレイできたというのは本当に今にして思えば奇跡に近いし、そう思うとやっぱり運が良かったんだなって思う。
ちなみにこっちも補足的に当時を知ってる人なら楽しめると思えるやる夫スレッドの紹介でも。
http://gnusoku.blog41.fc2.com/blog-entry-135.html
主にゲームシステムを知ってる人やストーリーを知ってる人向け。こういう改変は嫌いではないです。実質２周目という発想が斬新だった。
・やる夫のファイナルファンタジーII ──聖剣エクスカリバーの伝説
http://man001.blog.fc2.com/blog-entry-13500.html
こっちは聖剣伝説のネタを入れつつのオリジナル含めた感じのストーリー。原作を知らなくても楽しめると思うけど、原作との違いを見るのも楽しいかなと。
