昔やっていたオンラインゲーム：ブラウザクエスト（ヤフーモバゲ）
今回は昔やっていたオンラインゲーム。ブラウザクエストの話でもしてみようと思います。
さてブラウザクエストですが、これはヤフーゲームであったフラッシュゲーム。賞味２年もなかったかな。１年半強ぐらいでサービスが終了した。自分はサービス開始後一ヶ月ぐらいでスタート。終了した原因は多分に課金システムの破綻。だって課金が最低の最低限でトップになれちゃうんだもん。
システムは簡単。マウス操作ですべてプレイする。パーティは４人パーティを組むんだけど、組む際はフレンドやギルド仲間でしか組めない。職業は勇者・戦士・賢者の３種。それぞれ一長一短があるんだけど、後述する転生システムを使うと覚えているスキルを忘れちゃうから、そのスキルを覚えるためのスキル書があったりする。最終的には勇者が強い。戦士は初期は強かったんだけど、システム変更が進むにつれて多分一番使い勝手が悪くなったと思う。賢者は回復と戦闘時間延長があることがメリット。このゲームは回復が結構重要なので、後述する転生システムを利用したマネー錬金術はほぼほぼ賢者でひたすらずっとプレイする感じになる。簡単すぎる説明だけどこんな感じ。
で、このゲームは相当やり込んだ。最終的には３国あるうちの所属している国でほぼトップまで行ったと思ってる。１人ほどすげえ達人がいたからその人には圧倒的に勝てなかったけど、その人を除けば自分がトップだったと思ってる。キャラを４垢作ってマネーロンダリングからかなりやり込んでとにかく無茶苦茶やりこんでた。本来なら無理なオート戦闘使って一晩放置してドロップアイテムを稼ぎまくったりしてた（このときは一晩たって起きたらアイテム売買入れると金がマックス１０億のうち５億は入ってたと思う）。１垢を完全にマネー用に使っていてそのキャラでひたすら金策に走りまくってた。ちなみに４垢使って総課金は全部で５万円ぐらい。一年半で４垢でこれだからね。むちゃくちゃだと思うよ。課金ゲーム的にはｗ
というのもこのゲームは転生制度があってある程度レベルが上がれば転生してそのままレベルリセットして再挑戦出来るんだけど、その転生によって行動力ポイントが回復することと、後半はシステム側のインフレが起こってレベルが１００が最大だったんだけど、途中から開放されたエリアだと結局行動力ポイントを増やすことなくレベルが最大まで上がってくれるという妙な仕様になってしまったため、時間さえあれば永遠にプレイが出来るようになっちゃったってこと。
本来こういうゲームは行動力ポイントが減ると回復させないといけないんわけで、実際はその回復の際に課金が必要なんだけど、時間かけて回復する前にレベルアップしてしまうこと。サービス中期ぐらいからこういうもはや行動力では課金をする必要がなくなってしまった。そもそもレベルアップすると行動力ポイントが回復しちゃう仕様。なので行動力が無くなる前にレベルが上ってしまって結局最大レベルまで上がるという完全に課金って何？状態になっちゃった。その後レベルキャップが解禁されるんだけど、結局マネー錬金術に使っているキャラはひたすら回すだけだから旧仕様のレベルまで上がってくれれば問題なかったんだよね。なので旧使用（レベル１００）まで上がってくれるので行動力が切れたところで転生してまたレベルをリセットしてまた同じことを繰り返す。純粋にお金を貯めるときはとにかく自力で回しまくる。
さらにシステムは拍車をかける。中盤以降は行動力ポイントを一気に使ってその使った分の倍率分の経験値とマネーが入る。特にギルド単位で公開する限定ダンジョン（２４時間時間限定）になるとこっちはドロップよりも純粋にマネーと経験値が入りまくるのでとにかく起きてる間はひたすら回す。レベルが上がらなくなった時点で転生してまたレベルリセットして再挑戦。仲間のパーティもフレンドから入れれるんだけど、俺の場合は４垢いたこともあって全部自分を入れてた（パーティは四人構成でした）。なので自分で全部回せるというもはやオンライン協力って何？状態。それでもギルドには所属していた。３垢を一緒のギルドに入れるとか結構無茶苦茶やってたな…。さすがに運営もやりすぎたと判断したのか一部エリアは中期以降に難易度を一気に上げてきた。もちろん難易度をそこまで上げてないエリアも合ったわけだが、もはやこの状況下では意味がなく、むしろ経験値が入るだけの状態になっていたという。
他にも色々と特性があって防具や武器にその特性をつけることで戦闘が有利になったりするシステムも合ったんだけど、ここで重要なのがドロップ率を上げる効果。これを装備品（４種類）につけて一晩放置することでドロップまみれになるという感じ。最初に語った放置でアイテム売買して５億儲けてたってのはこのこと。ちなみにドロップ率をあげてないと、精々１億ぐらいしか儲かりませんでした。このドロップ率アップと放置と新エリアの組み合わせでとにかくやりたい放題やってました。
また、各エリアが５０階構成になっていて、２５階と５０階にボスがいるんだけど、あるエリアで両方のボスからのドロップアイテムが無いと作れない装備があったりもした。追加エリアでのドロップアイテムなんだけど、これがまた極悪仕様だったな～。なにせこのエリアは中期から後期にかけての期間に追加されていてその頃にはすでにプレイヤーもつよくなっていたせいか２５階の中ボスはとにかく即効でいなくなる（やられる）。このボスは一度倒してしまうとあとは運営側が復活させない限りずっと死んだままになっちゃう。長いときは一ヶ月以上いなくなるわけ。それでいてドロップはかなり確率が低い（ドロップアップ装備が必須）。これも相当苦労した。結局回復パーティ中心にしてオート放置。なんだかんだで行動力回復をアイテムでさせつつやっていくんだけど、１時間ぐらい放置してたら勝手にドロップしてるんだよねｗ。一番の難敵はすぐにいなくなっちゃうことだったかな、特に２５階の中ボス）あれは気合入ったな～。武器が作れたときは本当にマジで嬉しかったもん。５０階の大ボスは結構きつくてオート戦闘安定するまでちと手間取ったし。それでも１時間半ぐらい放置してたらいつの間にかドロップしてた。
第一オート戦闘放置でプレイするとか普通じゃない発想でプレイしてたから誰も持ってなかったんだもんｗ。まあこのオート戦闘等は実は当時一緒のギルドにいたある方に教えてもらって、それを応用して自分なりにアレンジしてほぼどのエリアでも対応可能にしたんだけど。
なんだかんだで楽しんでいたけど大体４～５ヶ月ごとにシーズンリセットがかかり、その都度システム追加が行われていた。５シーズンで終わっちゃったんだけど、終わり方としてはきれいな終わり方だったと思う。直前ではなく５シーズンが入る直前に終わりますとの告知がされ、課金も一ヶ月以上前からストップ。５シーズン目はエキストラステージ的な感じで課金を要する全サービスがほぼほぼフリーオープン。シーズンは実質二ヶ月ぐらいでした。結構楽しめました。まあ、こういうゲームの欠点はとにかくバトルジャンキー向けのゲームであってバトル以外はまったくもってやることがないので、５シーズン目に入った時点で大半のフレンドはほぼ引退状態になってました。
個人的に楽しかったのは３シーズン目でしたね。高難易度エリアの開放からギルド単位での限定ダンジョンの追加。コロシアムバトル等このシーズンでほぼシステムは完成されたと思います。他にも１７０階建ての等の攻略もありました。バレンタインのイベントとかもあったな～。タケノコとった垢がひどい目にあったんだよな…。なんだかんだで運営は色々やってくれていたと思います。当時は皆運営に文句言ってたけど、あれだけイベントやサービスやってくれる運営も今にして思えば珍しかったですね。
結局はイベントの塔は二回目で２位、毎週開催されていたコロシアムは１度本気でやって１位。４クール目にあった魔王討伐イベントは２位とやり込むだけやり込みました。もちろんその後は燃え尽きました。
最後の日もシッカリとカーテンコールを迎えてくれたかなって感じでした。過疎状態での終了でなくまだまだプレイヤーがいる状態での終了。運営側の最後のコメントも女神の言葉を借りて終了１５分前からスタートして終了１分前に完了。きれいに終われたゲームだと思います。
自分にとって最初で最後のパソコンでのオンラインゲームでした。これ以降パソコンでオンラインゲームは全くやっていません。
というのも多分これは自分の性格なんだろうけど、やるからには全力で限りなくナンバーワンを狙うという方式でしか遊べないんですよ。余裕を持って出来なくなるから最終的に力尽きる。追加要素がどんどん出てくる大型RPG系ならきっと長続きするんだろうけど、そうなると確実に実生活が破綻するのは目に見えてる。なので最初から手を出しません。特にFFXIVとか超危険。あれは俺みたいなやつは絶対に手を出したらいけないゲーム。特に今やRyzen 9 3900X ＋ Geforce GTX 1080の環境になって快適すぎるんだから余計にだめ！
まあ、最初で最後のヤフーモバゲのオンラインゲームはとにかく楽しかったです。ただこれ系のゲームは基本作業ゲームなんだよね。今のスマホゲーム言えるんだけど、システムが単純が故に基本作業ゲーは飽きが来るのも早い。ブラウザクエストは実質一年半でサービス終了したからなんとか飽きが来る前に終わってくれた。けどそれでも最後のシーズンはあまりプレイしていなかった。スマホのオンラインゲームもやってみたけど、やっぱり一年半ぐらいが限界。同じことの繰り返しになるからどうしてもやる気が無くなっちゃう。このあたり運営側がどうするかが全メーカーにおける今後の課題なんだろうけど、基本無料のゲームに求めるのは厳しいだろうなぁ。
