サブカル回顧録

ゲームやコンピュータ等、一昔前の語り草

今選ぶならこれ!Windows用のゲームエミュレータ①

結構前(二年ぐらい前)にエミュレータのことをかる~く話したんだけど、今はまた少し状況が変わっていて当時のソフトは使わなくなって別のソフトに移行してるので、あえて今プレイするならこの本体という感じで整理してみた。

ただ知識は正直10年ぐらい前でストップしていてそれ以降に出たゲームのエミュレータは基本手を出していないので、10年ぐらい前のものをベースに書いています。とはいえエミュレータはすでに2010年ぐらいでほぼほぼ完成度が高まっており、新規の本体も数少ないため実質10年ぐらい前で完成されているという感じなので、特に問題はないかなと。

setoalpha.hatenablog.com

まず、ゲーム機として考えると過去記事では90年代以前のゲーム機が主体で記事を書いたが、今は2000年以降にでたゲームも普通に対応していたりする。90年代と今ではパソコンのスペックが違いすぎていて、90年代ではPentiumMMX等のPCを使っている人も多く、その時代からすれば重たいエミュレータという感じだったのも多かったけど、正直今の時代からすればどれも重たいではなくかなり軽い部類に入るため、対応ゲーム機も当然増えてきている。とりあえず的に使うならこれかな?という感じで本体を紹介してみようと思う。個人的に実際使ってみての感じになるので、他のサイトではスルーするようなマニアック本体もマストにしたりしてるけど、それはそれで一度試してみてください的な感じで。

ファミコン → VirtuaNES

http://virtuanes.s1.xrea.com/vhelp/gaiyou1.html

ファミコンに関してはNesterJやNestopiaを押すところもあるけど、個人的にはこのVirtuaNESが一押しですね。このエミュレータはとにかく設定が簡単で基本機能もほぼほぼついてきていて、最低限ではなく十二分の機能が搭載しています。

ステートセーブにステートロード。キーの割当から基本機能はすべて揃っており、またディスクシステムBIOSさえあれば簡単に起動可能。普通にプレイするならこれ一本もっていればまあ問題ないのではないでしょうか?使い勝手は普通。設定がかなり細かいけど日本語なので特に困ることもなく簡単に設定もできると思います。

スーファミ → SNESGT

http://www.emusite.com/pc/snesgt.php

スーファミはSnes9Xを押すところが大半なんだけど、個人的にはこのSNESGT一択だと思います。標準で日本語、設定等も当然ながらなによりも一番の特徴はゲーム速度を変えた際に音楽は加速しないで標準速度のままの設定ができるところ。エミュレータは加速等を使うことが多く、特にスーファミは全体的にもっさりとしたゲームが多いので1.5~2倍速ぐらいでプレイする方が比較的快適にできるのだけど、その場合当然のように音楽のテンポもその速度に準じて加速しちゃうんだけど、このSNESGTは音楽の速度は1倍速の標準速度でゲーム速度自体は倍速や3倍速になってるのに音楽だけは通常速度でプレイできるのが最大の特徴。こういった細かい設定ができるところが非常にありがたく一押しにしてます。また改造ROMにも普通に対応しており、ipsで改造したソフトも通常通り動くところもなかなか良いところですね。ステートセーブはもちろん対応済。細かいところも当然のように対応しており、そもそもなんでSnes9Xを押すのかがわからないぐらい完成度の高いエミュです。

PCエンジン → Ootake

http://www.ouma.jp/ootake/

PCエンジンも少なからずありますが、こちらもこのOotake一択と言ってもいいでしょう。このエミュレータは未だに精力的に更新しており、その都度かなりの完成度をまして行っています。ステートセーブ等も対応しており、またBIOSがあればCD-ROM2ももちろん稼働します。当然アーケードカードゲームも対応しておりそのあたりも抜かりはありません。また、先に上げたSNESGT同様にゲーム速度を上げても音楽のテンポを一定にする項目もあり、このあたりも地味にプラスポイントです。PCエンジンはMagicEngineが幅を利かせる時代がながく、これはシェアウェアソフトだったためなかなかエミュレータの普及も難しく、npce等のエミュレータもあったものの当時はCD-ROM2の対応がなかなかされなかったりとなかなか選択肢が難しかった時代が長かったのですが、このOotakeが出てからは一気に解消された感じがします。細かいところで不具合はあるようですが、少なくとも現状では遊ぶには全く問題はないと言っていいでしょう。CD-ROM2のゲームは読み込み等の問題があったりしますが、PCでやる場合はもちろん読み込み速度は変な制御さえしていなければダイレクトに読み込むので当時よりはかなり快適にプレイできます。OotakeはさらにHDDへのインストールが可能になっており、HDD読み込みからデータを読み出し、CD部分はCD-DAのみの再生ということも可能なのでそういった面でも押したいですね。

名前の由来はやっぱりその昔あった大竹まことのただいま!PCランド!」からとったんでしょうかね?エミュレータ本体の名前見たときにこれしか頭に思い浮かばなかったんだけど。ちなみにこの番組。PCエンジンのゲーム紹介番組という体だったのに、大竹まことが暴走するただのバラエティ番組になっていて、視聴率はいいのにスポンサーが降りて終わってしまったという話。俺は当時見ていたけど、確かに最後の5分弱に気休め程度にゲーム紹介するぐらいであとは常時大竹まことが暴走してるだけの番組だったような気がする。渡辺浩弐が出ていたんだけど、バリカンで丸坊主にされた話もあったような…。

 

とりあえず今回はここまで。ちなみにメガドライブがない理由はまともにエミュレータに触っていない&当時本体を持っていなかったため、実機の挙動等が全くわからなくて実機とエミュレータの差がどのくらいあるかが正直わかんないし、そんな中途半端な知識では紹介したくないのであえてスルーしました。