サブカル回顧録

ゲームやコンピュータ等、一昔前の語り草

ヤフオクでのNEC Mateシリーズの購入価格目安

ヤフオクNEC Mateシリーズを購入する際の価格目安。現状の落札価格からスペックその他を書いてみたい。なお、追加でかかる最低限の予算も抜粋しているのでそちらも参照で。

最初に一言

まず最初に。

まずヤフオクでパソコンを買う=ある程度のトラブルは自分で処理する

なによりもこれが必須です。言っても中古パソコン、さらに言えば保証はほぼ皆無。こんなの知識がある以前です。なので最低限、Windows10やWindows7クリーンインストールは当然。HDDの交換・メモリ追加等ももちろん出来る。これが最低限です。つまりは自作PCを自分で組み上げたことがある、ぐらいの経験はまず必須です。BIOSの設定がわからないとなるとSSDやHDDの載せ替えでハマったりするだろうし、OSの再インストールでもハマりかねないので、このあたりは最低限として経験してないと難しいでしょう。もちろんそれ以上があればなおよしであるが、それでも最低限はほしいところ。逆に言えばこのぐらいの知識がないのであればあまり手を出さないほうがよいでしょう。結構トラブルが出るときは出るのでドハマリした場合もはやどうにもならなくなるかもしれないからです。

ではそれを踏まえて行ってみましょう。

まずは追加でかかる費用帯から。

そもそもキーボードとマウス。これは買うしかありません。まあ、パソコンは数台買っていて余っている等すれば問題はないが、こればっかりはどうしようもありません。だいたい安くて合計1,500円程度はかかります。

また今回はWindows10を最低限快適に使いたいということでメモリは合計8GB、起動ドライブにSSDを選択している。もちろんここを削れば予算は安くなるが正直現状のWindows10をHDDで使うことやメモリ8GB以下で使うのはかなり苦痛なのでおすすめしない。よって最低限条件として

メモリ:8GB・起動ドライブにSSDを導入

を前提として価格を書いている。

なお価格参考はパソコン工房通販より抜粋

ケース1:追加メモリ4GB・SSD128GB

・インストールするものが最低限の場合(OS&少量のアプリ)

・HDDが購入時についてきてるもの。または予備HDDをすでに持ってる場合

ケース1の場合はHDDをそのままストレージ・ドライブとして利用できるため、最低限のインストールでSSDを準備してのこりのファイルはすべてHDDを利用できる。この場合はかなり安く導入ができると思っていい。128GBでは少ないと感じるかもしれないが、実のところOffice系・Adobe系を導入してもよほど無茶なことをしない限り起動ドライブはなんとかなったりする。ただ、それ以上の導入となるとさすがにワンランク上の256GBクラスをおすすめする。もちろん、データ等はすべてHDDのストレージに保存するやり方。デスクトップにショートカットフォルダを作ってデータを整理していくことが必須となる。なお、エミュレータ等を中心としたレトロゲーム機として利用するのであればこの環境で十分問題ないと言ってもよい。

→メモリ代金:ノーブランド品・1,780円(税抜)

SSD代金:Crucial製120GB・2,200円(税抜)

合計で4,000円弱(税抜)で追加予算がいる。

ケース2:追加メモリ4GB・SSD256GB

・インストールにそこそこの容量がかかる場合。

・HDDがないのでSSDだけで賄いたい場合(ただし容量は最低限となるので別途USBメモリ等の併用を勧める)

ケース2はHDDレスモデルと買った場合の最低限の環境構築。SSDの256GBは本当に最低限になるので、ケースバイケースで色々調整することも出てくるかもしれない。使わなくなったHDDを追加でいれるのもよいが、USBメモリを追加ドライブとして利用するのもいいだろう。ただUSBメモリは3.0タイプを使わないと読み込み速度がかなり遅いのでそこに注意をすること。もちろんHDDがついてきて(または予備HDDを持っている)それでいて追加でSSDの256GBを導入するのも悪くない。その場合は予算がかかるが、容量にはかなり余裕が出来る。

→メモリ代金:ノーブランド品・1,780円(税抜)

SSD代金:Plextor製256GB、Crucial製240GB・3,400円弱(税抜)

合計で5,000円強(税抜)の追加予算がいる

 

なので、ヤフオクで購入するといっても購入価格で快適には使用はできない。ここをまず頭に入れて置かなければいけない。ただ予備パーツが案外残っていたりする場合は予算がSSDだけで済んだり、メモリだけで済んだりすることもあるので、そのあたりはまた個別で計算してほしい。とにかく最低限という意味での追加は以上になる。

また落札価格と別に送料もかかる。送料が地域にもよるが1,500円強かかるのでそこを注意すること。

購入するNEC Mateシリーズのスペックと値段を決める(2011/12/01現在)

さて、買うのが決まったらヤフオクの成約済からある程度のスペックを判断する。なお、Sandyのi3-2120を勧めようと思ったんだけど、このモデルはメモリが2GBのものが主流らしく話にならないのでスルーした。あと、一時期よりも非常に在庫が減っていてどうやらリース品が出るタイミングでうまい具合在庫が出てくる感じである。正直タイミング的にはすでにリースは終わりつつある様相で値段の安いものがだいぶ減っている。ただ、これもタイミング次第なのでぜひともタイミングを見計らってほしいところである。

ケース1:Mate MB-G MK34LB Core i3-3240モデル:4,000円弱から

現状では正直費用的にもこれぐらいしか見当たらない。このモデルのスペックはCore i3-3240になる。その分値段もかなり安い。メモリは4GB、HDDも250GBありWindows10が導入済であるところも大きい。タイミングが良ければ3000円弱で購入も可能。とにかく値段が安いうえにIvyのi3なので最低限という意味では申し分ないだろう。子供へのファーストマシンでもよいし、自分用のセカンドマシンでもよし。簡単なゲームやオフィスベースなら全く問題ありません。

 

ケース2:Mate ML-H MK32ML Core i5-4570モデル:4,000円弱から

このモデルも先のモデルと値段は同じように見えるがとにかく落札価格にかなり差があり、ものによってはCPU以外はほぼ同じスペックでHDDもついてきて価格も安いものがあるが、5,000円~6,000円かかるものもあり値段に関しては非常に変動がはげしい。ただ、スペック的には現行でも十分通用するHaswell世代でもあるので、予算が許すならぜひ狙っていきたいところである。なお同スペックのMEモデルがあるが、こちらはメモリスロットが合計2個であるので注意したい。

まとめ

残念ながらヤフオクではこのぐらいしか今は出てきませんでした。少し前であればSandyのi3モデルとかもあったんだけど、全部はけてしまった模様。このあたりはやはりタイミングでしょうね。一応最低限の予算で組んだ場合は

本体価格:4,000円(+送料1,500円強)+ケース1の追加4,000円弱+キーボード等で1,500円弱 = 11,000円+税

ぐらいになります。もちろんすでに使っていない余ったパーツがあればその分予算は落ちます。特にSSDの余剰やメモリが余っている場合はかなり予算削減になります。実際ヤフオクで中古で買おうというパワーユーザー?の方であればある程度のパーツは余っていると思うので10000円弱もあれば追加は十分可能ではないかと思います。今や非常に安価になったNECのビジネスPC、Mateを利用してセカンドマシンを組むのも悪くないのでは?

なおMateを選んでいる理由は以前も話しましたが、ビジネスPCがゆえの安定性もさることながら、なにより頑強性です。言ってもすでに7~9年近く前のパソコンなので起動も不安定になりがち。特に電源周りはかなりヘタれてます。事実、自分が使っているオフィスPCは電源の入りが若干悪いです。それでもNECのパソコンはかなり頑丈に作られていることや、ヤフオクでも非常に安定した価格で推移していることもありここでは押してます。実は富士通のビジネスPCも見てみたんですが、結構高くてやっぱり出荷数の違いなのかなと思ったり。あとDELL等の外資系のパソコンはやはり頑丈さでどうしても劣るという点で今回選択除外しています。

なにはともあれセカンドパソコンライフは結構構築だけでも楽しいものなので、特に自作PCで構築している人は是非ともチャレンジしてほしいですね。自作PC慣れしていれば部品も余ってることもあるだろうし、ある程度のトラブルも自己解決出来ると思うので。