サブカル回顧録

ゲームやコンピュータ等、一昔前の語り草

スクウェアの思い出⑦ ロマンシング・サガ2

ロマンシング サガ2(ロマサガ2)は当時リアルタイムではないが相当にやり込んでいて10回程度連続でプレイした後に、攻略サイトアバロン宮殿)と攻略本を徹底的に見て自分で今までのプレイを振り返り最後の一回と決めてすべてをやりつくすプレイをしてしまったため、その後まったくもってやる気が起きなくなったゲームでもある。正直もう20年以上前の話であるがその当時を思い出しながら話してみようと思う。

ゲーム内容に関してはすでに詳しく話してるところがかなり多いので、自分が当時どんな感じで遊んだかを話してみたい。

とりあえず基本として年代ジャンプタイミングと年数カウントについてから。

もはや語りつかされてるが、この年代ジャンプはイベントの総合ポイントと一定数以上の戦闘回数で決まってくる。当時は攻略サイトアバロン宮殿しかなかったため、ここを見ながらやっていたが、最小値でジャンプすること&人魚イベントが100%ジャンプすることを最大限利用。最小値でジャンプしなければやり直して戦闘回数を増やすという感じ。あと人魚イベントは100%絶対に年代ジャンプするのでこのイベントを起こす時はひたすらザコ敵を倒しまくって年数を稼ぐという感じでプレイ。ある程度後半で技の習得をしていくときにあえて技特訓をして一気にジャンプするという感じ。

なにせ自分がこの卒業式的なプレイをしたときはとにかく年数を増やすというのが最大の目的だったのでこの戦闘回数は相当稼いだ。そもそも実機だとゲームスピードが遅いので当時の回数プレイの際はスーファミを高速化改造してまでやってた。

その最後のプレイ時にクリア条件に入れたのは

・冥の魔法でなくサラマンダーを選ぶこと

これに関しては下記の最終パーティ構成の関係上

・仲間は全員仲間にする

コッペリアを皇帝にすること

・最終皇帝は女性で仲間は人間以外でいくこと(鳥・モグラ・人魚・サラマンダー)

皇帝と愉快な仲間たちと命名&テンプテーション対策

・ダンターグは第四形態まで持っていくこと

・全地域領土にすること

・最高レベルの技を継承出来るようにする

・武具の強化等、皇帝がやれることはすべてやる

・最終皇帝になったあともできるだけ能力値を上げる

・クイックタイムは当然使わない、ガチで挑む

この中で結構厳しいのはコッペリアとダンターグ。

コッペリアは比較的年代を進めないと皇帝になる条件に行き着く前に最終皇帝になってしまうことがあるので注意。ただ今回みたいに年数をひたすら増やすプレイであるなら問題ない。が、大体皇帝になるタイミングが最終皇帝の直前になるので結構シビアな感じにはなる。イベントポイントでの年代ジャンプを調整してジャンプをかなり頻繁にしておかないと登場する前に最終皇帝が登場してしまう。あとコッペリアを入れるメリットは武器の平均レベルの向上もある。コッペリアは全部の武器がレベル15なので、皇帝になった時点でそれを超えるレベルの武器はそのまま継承され、育てていない武器のレベルがレベル15まで引き上がってくれる。小さいようだが最大技ポイントに関わってくるので地味に影響は大きい。あと今回は最終皇帝を女性にして最終パーティを人間でないパーティを組むのでここでの七英雄討伐はロックブーケにしてしまう。どうせ女性と人間以外には通用しないテンプテーションなので見切る必要もなく、それに伴って最終決戦での技の枠を一つ無駄に見切りで使わなくてよくなるためである。

またダンターグの第四形態はほぼほぼ最後まで残しておかないと行けないんだけど(2回目のクジンシーのタイミング)こいつはなぜか最後の一人に残してしまうと第三形態で登場してしまうので当然こいつを最後には残せない。なので大体2回目のクジンシー討伐後に倒しに行くことになる。年代ジャンプをシッカリ重ねて年数がたっていればダンターグはほぼ自動的に第四形態になってくれるので特に問題はないだろう。だが、こいつは「子供と子ムー」のイベントに絡んでくることが多い。このイベントをクリアすることで陣形ムーフェンスが手に入るのだが、いかんせんダンターグは第2、3形態が高確率でこのイベントに絡むことが多い。なのでダンターグ第四形態を拝むのであれば、戦闘回数がまだあまり増えていない序盤に一気に南下していき「子供と子ムー」のイベントをクリアしておきたい。序盤であればダンターグは第一形態でこのイベントに絡まないため、普通の一般的キャラの強化レベル帯が出てくるからだ。とにかくダンターグはこの「子供と子ムー」のイベントがかなり厄介なため、もしイベント中に出てくるようであれば一度リセットしてタイミングを再度調整したほうがよいだろう。ただ結構居座ることも多いので、ベストで行くのであれば序盤に寄り道せずに一気に南下してイベントをこなしたほうが良い。例のイベントポイントの関係もあるが、情報が出た時点で先にクリアしてしまって、その後戦闘回数を稼いでジャンプ最低ポイントまで持っていってしまえばよいからだ。

最後に全地域領土であるがこれは比較的難しくない。だいたい七英雄の攻略の順番に絡んでくるのだが、途中は流動的で流して最後の〆の部分だけ合わせれば難しくない。つまりは

スタート:クジンシー

途中:ノエル(一回目・和解)・ボクオーン・スービエ(第一形態)・ワグナス

最終皇帝直前:ロックブーケ(ここはタイミング的にほぼコッペリアになる&終了時点で全領土が手に入る)

最終皇帝:クジンシー(二回目) → ダンターグ(第四形態)

最終ダンジョン:ノエル(二回目)

年代ジャンプの年数にもよるが、途中の四人のうちノエルは和解を選んで領土のみ拡張して放置、残りだがスービエは第二形態でもよいが自分は吸収イベントは回避したいので第一形態になる。また大体この二人を倒す段階でそれぞれジャンプが出来るタイミングにしていくのだが、これ+人魚イベントで大幅な年数ジャンプした場合残りのボクオーンとワグナスが第二形態になる可能性が高い。とは言え年数ジャンプで年数を上げるというプレイにこれはつきものなのでここはこれで行くしかない。ノエルのタイミングをずらしてもよいが、これをやると仲間のタイミングもずれてしまうので今ひとつ。一応仲間は全員入れたいのでノエルはとっとと和解してしまったほうが得策。ボクオーンは第二形態の方が正直弱いので問題ない。ワグナスもそこまで変わらない。結局年代ジャンプで年数を稼ぐ分自分たちの能力値も上がっていくので、相対的に攻略は楽になるからだ。

ロックブーケは非常に楽。コッペリアが仲間に出来るようなプレイをした場合、こちら側の能力値はかなり上がっている。正直どんなパーティでも問題なく、人形+人外の愉快な仲間たちパーティでも余裕である。テンプテーションは全く意味がないしほぼ消化試合になるだろう。あとこのロックブーケが終わった時点でイベントはほぼ完了している状態になる。

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むしろ面倒なのは技の閃き。これは最終皇帝までにやっておかないと継承できないので非常に厳しい。なにせこのゲームは技の閃きにも得手不得手があるため、職種ではなくキャラクターの依存になってしまうためだ。ただこの年数を上げるプレイをしていれば人形皇帝になった時点で結構手抜きプレイをしていてもほぼ2000年は越えている。このぐらいまで育ってくるとザコ敵も最高レベルの敵が出始めるため、とにかくそれぞれ技を覚えやすいレベルの固定キャラクターを入れて最高レベルの技をひたすら鍛錬する(不動剣・無名剣・乱れ雪月花・ツバメ返し・高速ナブラ等)。じつはこの鍛錬が一番時間がかかったりする。なのである程度年数がたってきたら高難易度の技以外はなるべく年数稼ぎの際に閃いておきたい。無名剣や不動剣は相当きついのでアレだが、それ以外の剣技であればそうでもないし、体術の千手観音以外であれば他の技はそうでもない。ただ自分は体術は基本使っていなかったので覚えなかったが。

最終的に相当に時間をかけてやり込めば年数も4000年代まで持っていけるのだが、それをやるとなると総プレイ時間も40時間以上とかなりのものになるため、ある程度目標年数は決めたほうが良い。正直2000年程度が一番ストレスなく行ける年代と思う。ただ最終皇帝になったときにどうせレベル上げをするのであれば途中でじっくりとやるのもいいだろう。そもそも自分の場合はすでに10回以上遊んでいたため内容もほぼ把握していたこともあってある程度妥協しつつだったが、もっと時間をかけてじっくりとやるのであれば十二分に楽しむのも悪くない。なにせこのロマサガシリーズは普通のゲームと違って時間をかけてもステータスはそうそう最大まで行くことはなく、ザコ敵もいくらステータスが最大に近くてもやり方を間違えると即死くらうようなゲームバランス。はっきり言えばRPGバトルジャンキーからすればいくらでも楽しめるからだ。

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そんな感じで20年ぐらい前に最後のやりこみと称して遊んでから全く手もつけなくなった。つい数年前にiOSや泥OSでリメイク版が出て、もちろん購入はしたのだがいかんせん当時やりすぎてたため全くやる気も起こらず、さらにゲームスピードが変更できないのが余計にストレスが溜まるので手もつけてない。せめて1.5倍速、2倍速モードを付けてくれればもう一度やる気は起こるのだが…。。。