サブカル回顧録

ゲームやコンピュータ等、一昔前の語り草

魂のゲームサントラ

自分は子供の頃から俗に言うポップス等の曲は一切興味なく、本当にゲームミュージックばかり聞いていた。正直相当に変人だったと思うが、それでも気にすること無く自分の道を爆進していたのだが、そんな中今でもちょいちょい聴くゲームミュージック&当時購入したものを語ってみようと思う。

最近はいい時代になり、とりあえず聴きたければYoutube等で調べれば結構出てくれる。なのでとりあえずサントラを持っていなかったらYoutubeでまず検索するわけだが、それでいて結構ドライブ中に聴いたりもしていたりする。

ゲームサントラは欲しいものはほとんどコレクションしていてパソコンの中に入れ込んでいるのだが、なにせ数が多すぎるので全部は紹介しきれない。最近はMP3もよいが、iphoneや泥スマであればアプリでも入手できるようになり、非常にいい時代になった。レトロゲーム機はもちろんながらレトロPCまで対応しているのは非常に都合よく、一昔前はこのあたりは対応していなかったのでこれに関しては嬉しい誤算でもある。

PCエンジン CD-ROM2 イースI・II、イースIII


【全曲集】イースⅠ・Ⅱ PCエンジン版 【高音質】【作業用BGM】


【PCエンジン】あの頃の感動をもう一度!イースⅢBGM集「Play movie付き」

イースシリーズといえばやはりPC-88版がベストでありマストであるが、自分が推したいのはやっぱりPCエンジン版。音楽のアレンジが素晴らしく、この音楽をもう一度聴きながら楽しみたいから何度も遊びたくなる。移植度が微妙に違っていたり、仕様が変わっていたりとはしたがそれでもエターナルが出るまではこのPCエンジン版が最高であった。未だに聴くこともあるし聴きたくなる。あのスーファミメガドライブのリアルタイムの時代にCD-DAで楽しめたことが本当に幸せなゲームでもあった。もちろんゲーム購入後はCD-ROM2はサントラとして使うことになる。

ファミコン 女神転生II


Nes: Megami Tensei II Soundtrack

これも衝撃的だった。まだピコピコ音が主流だったファミコンの音楽が明らかに変わったのがこの女神転生IIであった。特に当時のファミコンRPGではなかったロック調の音楽がまた絶妙でゲームの内容も相まって大ハマリした。この女神転生IIはその後何度もクリアーして楽しんだものだ。もちろんサントラも購入しアレンジ版共々飽きるぐらい聴いたが今も時々聴いている。

アーケード ストリートファイターII


[BGM] [AC] ストリートファイターII -ザ・ワールドウォーリアー [STREET FIGHTER II The World Warrior]

ゲーセンを変えたゲームと言ってもいいだろう。ゲーセンで何度もプレイして何度も聴いたおなじみの曲。世代によってストIIシリーズは思い入れがあるが、自分はやはりこの一番最初のIIが一番思い入れが強い。もちろんサントラも購入し当時は何度も聴いた。その後Image Albumも購入しそちらも何度聴いたかわからないぐらい。初めてベガまでたどり着いてクリアーしたときは今でも鮮明に覚えている。何度も人のプレイするのを見ながら自力でたどり着いてクリアーしたときは本当に達成感があった。

パソコン各種 ハイドライド


Music from HYDLIDE 3 - The Space Memories - Sound Track

もちろんこのゲームもリアルタイムでプレイしていた。自分はMSX2版であったが、サントラを購入した際の8801版の音楽の違いにびっくりした。FM音源の凄さを実体験で感じたのもこのゲームである。サントラももちろんながらアレンジ版の良さがまた素晴らしく、この時代はこういったアレンジ版もまた一つの楽しみとしていた。今の生音も決して悪くないが、FM音源だからこそのアレンジもまた楽しめたのである。

パソコン各種 ロードス島戦記 灰色の魔女


アレンジサウンド【ロードス島戦記~灰色の魔女~】

一転して相当にマイナーゲームになる。当時はTRPGを学生時代に友達と集まって遊んでいたこともあってその影響でこのロードス島戦記もゲームを買って遊んでいた。当時はMSX2版で楽しんだが、その際に購入したのがこのサントラ。このサントラは完全にアレンジ版で売られていたのだが、FM音源のものとは全く違っていた。これも何度も聴いたし今も聴くことがある。ロードス島戦記のゲームといえばPCエンジン版にマイナーなものにはDC版もあったりするが自分の中ではこの一番最初に出たハミングバードソフト版になる。

スーファミ キャプテン翼III


キャプテン翼3 【サウンドトラック】 - Captain Tsubasa 3 BGM Medley / Sound Track

個人的にキャプテン翼ゲームの中でも最高峰がこのスーファミ版のIII。キャラゲーとは思えないぐらいの出来で当時は友達と何度も対戦したものだ。音楽の出来もピカイチ。遠征でチームや環境が変わるたびに曲も変わり、最後の決勝トーナメント曲と最終ドイツ戦の曲が本当に素晴らしく、名曲と言ってもよいでしょう。厳密にはサントラは出ていないのであるが、今はアプリから聴くことが出来る。

PC-8801他 ブライ上巻


pc88版BURAI上巻音楽集 前編

これはディスク2枚組のOPの一部動画。なにがすごいってこの時代の8bitPCでGIFアニメに近いとは言え30分近いOPを流していたということ。ブライはスーファミ版は糞味噌な出来でその筋では非常に評判も悪く、また晩年の飯島氏の色々なやらかしでかなり評判を落としているが、この時代ではそんなことはなくどんでん返しから予想の出来ないストーリーと当時は衝撃を受けた。音楽もFM音源を利用した軽快な曲が多い。なお上巻ということで下巻もあるにはあるがその後出たPC-98版筆頭に非常にバランスが悪く、上巻はパソコンで、下巻はPCエンジンでプレイするというのが当時の流れであった。まあPCエンジン版はそれはそれで厳し目の難易度ではあるが(エンカウント率とか)

PC-エンジン ドラゴンスレイヤー英雄伝説


(PCE/TG16)ドラゴンスレイヤー英雄伝説/Dragon Slayer: The Legend of Heroes-Soundtrack

ゲームとしては2回程度しかやっていないが、なにぶん当時ものすごいやすかった。ちょうど次世代機と言われていたスーファミメガドラPCエンジンは全盛期過ぎた94年前後は今までの名作と言われていたゲームソフトが軒並み値が下がり、このPCエンジン版のドラゴンスレイヤー英雄伝説も980円程度で売られていた。そのときに購入して遊んだのだが、当時MSX2ではプレイしていたがこのPCエンジン版は音楽のアレンジがこれまた素晴らしく、とにかくPCエンジンCD-ROM2ファルコム系の移植は全部音楽アレンジが素晴らしかった。正直かなり長丁場のゲームなのでクリア回数は少ないが、音楽のアレンジでその後サントラとして聴いていた。なお戦闘等の音楽がCDDA版と内蔵音源版と入っているのはCDのシーク対策によるもの。内蔵音源版であれば戦闘の際にフィールド曲が一時停止をしその後続きが再生される。またCDのシークが無いため戦闘にもノーウェイトで突入する。CDDA版の場合もアクセス自体はノーウェイトなのだがシークの時間で微妙に待たされる。またシークをする関係上戦闘終了後のフィールド曲はまた頭から再生されることになる。これは街に入った場合も同様で、自分はこのシークの微妙なウェイトとフィールド等の音楽が続きから流れる方を好んでいたので内蔵音源版でプレイしていた。

アーケード・PS・SS ときめきメモリアル 対戦ぱずるだま

 
ときめきメモリアル 対戦ぱずるだま(Tokimeki Memorial Taisen Puzzledama)BGM集

(ジャケットはSS版。なおPS版もアレンジ自体は同様・なおこの動画はアーケード版のアルバムになる)

ときメモはPS版で当時相当にやりこんだが、PS版は本格的に音楽アレンジを施し、内蔵音源のPCエンジン版よりも異常なほど音楽が強化された。このぱずるだまも当時アーケードで人気であったが移植の際に音楽はアレンジ版に切り替わる。アーケード版のサントラも悪くないがこのPS・SS版のアレンジも悪くない。当時はSS版は一部CDDAで提供されていたためなんとかサントラで利用もできた。PS版はXA音源に切り替わっているため変換ソフトで抜き出すという方法になる。これも当時サントラを購入したが多分このサントラは相当出荷数が少ないと思われる。仮に今買おうと思っても相当厳しいだろうが、中古でこれまたごく少数出たWindows95版も同様にCDDAなのでこちらを買えば対応できる。が、このWindows版はウェイトがかからなく、CPU・グラボ依存の全力駆動になるため、今のパソコンではほぼほぼプレイすることは不可能だと言わざるを得ない。なお、PS・SS版のエンディングテーマはPS版同様通常版が流れる。当然ボイス付きで流れることになる。個人的な余談だがこのうちグッドエンディング曲でもある二人の時は一昨年のコナミ音楽ゲームBEMANIシリーズにdjTAKA氏によりアレンジ収録されており、こちらの曲のアレンジもまた素晴らしく実に10数年ぶりに弐寺に復帰する機会を与えてくれた曲でもある。またDPHの手頃な難易度が復帰にはちょうどよい足がかりになってくれたのである。


【50th Anniversary】50th Memorial Songs -二人の時~under the cherry blossoms~- / BEMANI Sound Team

PS2 PSP いただきストリート Special・ポータブル


いただきストリートポータブル BGM集

これに関してはゲームは全くプレイしていなく、単純に音楽を聴くためだけ。それもFF側でなくドラクエ側のみ。というのもスクエニは合併後はどうにもドラクエのアレンジは非常に良いものが多いのだが、FFのアレンジはクラシックアレンジの微妙なものが多く正直FF2や3時代に出ていたアレンジアルバムのセンスはどこに消えたんだ?というものばかりで聴かなくなったからだ。ドラクエのアレンジは非常によくよく聴いている。ただPS2版・PSP版でない曲を保管して完全版という感じで、VIIIはPS2版ではPS2原曲だし、PSP版ではアレンジ版という感じで微妙に違う。そういった感じでアレンジ色の強いもので再構成し一度自分でアルバム構成を作成して聴く感じになる。ドラクエのVIII以前しかもはや知らないがそれでも楽しめるのがこのサントラの良いところでもある。ただ公式ではサントラが存在していないので実機からなんどか抜き出すしか無いのが非常に難しいところではあるが。

 

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直近でプレイした最後の新作RPGだと思う。当時は買うつもりはまったくなかったのだが、PVにあったラスボス戦(神戦)を聴いて即買い決定。とにかく音楽のアレンジが素晴らしかった。GBの印象を残しつつロック調で大幅アレンジ。戦!にステスロス、ラグナ宮殿、神戦、真神戦、決意の狭間等、リメイクでのアレンジが全曲ここまで理想的なのも珍しくまた追加フレーズもありとただのリメイクでないところも驚きであった。このサガ3は今も頻繁に聴いていて元気が出ない時や仕事で少し滅入っている時に聴いて気分を向上したいときに好んで流してますね。惜しむらくは販売本数がものすごく少なかったということ…。ゲーム内容ももちろん音楽もものすごい完成度だっただけに哀しいことです。

 

 

とりあえずゲーム毎となるとこんな感じで。

機会があれば極単位で今後はやってみようかなと。