NTT出版のFFIII攻略本も今回で最後。三冊目は浮遊大陸を出て外界の世界へ。ここから最終ダンジョンまでがこの攻略本で解説される。
表紙&裏表紙
定価は消費税込で740円。今のクオリティから考えればこの値段はかなりリーズナブルだと思う。紙質も厚手でかなりよく、全ページフルカラーでお金をかけた攻略本なんだなと。
トップページ解説・他
前巻からの導入部を簡単に解説。だが、この本は基礎知識編・完全攻略編上・下と表記されているのにここでは第2巻と表記されている。発売直前で名称が変更になったのだろうか?どちらにしてもちとわかりにくい。
各章解説
このあたりの構成は上巻と変わらない。最初にその章ごとの切れ目になるボスのラフがを差し込み、街・ダンジョンの構成から次の章への導入となる。
各章ごとの挿絵はこんな感じ。やはり確証のボスが目印となる。なお、第8章はかなり長くページ数も多い。第9章ももちろん長いのだが、この章は主にエウレカ・クリスタルタワー・闇の世界という感じで最終ダンジョンの攻略が主になるためで、実際は第8章のほうがストーリー的には長く感じるだろう。
エウレカといえばやはりこれだろう。円月輪・マサムネ・エクスカリバー・ラグナロク・長老の杖を入手するためのこの演出は今後のFFシリーズの定番ともなっていくことになる。この演出はインパクト絶大で記憶に残ってる方も多いと思う。
闇の世界ではセーブが使えないためほぼほぼ一発勝負になる。攻略本があったところで相手の攻撃パターンはあまり書いてないため、非常に対策はやりにくく、特に2ヘッドドラゴンの攻撃力の高さに困ったプレイヤーはかなり多いと思う。なおアーリマンは攻略本に書いてるほど強くなかったりするが、エキドナも次点でかなり強めだった。
データ
攻略が終わったあとはデータ集。ジョブデータは上巻には入っていなかった5つの職から。見てもらったらわかるが、ファミコン版のFFIIIは最終的に忍者と賢者になってしまうというのがデータからもわかると思う(リメイク版はかなり調整されたためそうもいかなくなっている)。
最後はキャラクターインフォメーションから。質問と言いつつほぼほぼゲームには意味がないようにも思えるw
最後は広告と書籍内容。これはすでに22刷版のためFFIVの攻略本情報が入っているが、初版はグッズプレゼントである。というのもこの攻略本は当時2回買ったためで版によって広告内容に違いがある。まあ違いはそれぐらいであろう。
今回でFFIIIはようやく終了です。