サブカル回顧録

ゲームやコンピュータ等、一昔前の語り草

パチスロ:4号機時代の思い出②

今回は4号機の中でも北斗の次のヒットとも言われた吉宗を振り返ってみようと思います。もちろん打ち手でなくホール側からの印象その他になります。

吉宗はゾーンあたりから勝負する台なんだけど、このあたりは当然のように打ってた方のほうが詳しいと思うので省略。自分が話すのは実際使っていた側からの印象です。

まず設定調整なんだけどどうなのかな。よそのホールはどの設定をメインで使っていたのか知らないけど、自分が使っていたのは主に2と5。

2はたしかビッグ後の高確モードへの移行とかあの辺りが高設定と同じとかそんな感じだったのかな。その分深みもあるんだけど、逆に反発が強烈で出るときは大連チャンする感じ。5も同じでこっちも深みにハマることはあるけど、その分2以上に反発が強烈だった。確か6がビッグが3セット毎で安定してダラダラ出るという感じなんだけど、吉宗みたいな710枚出るような機械なんだからむしろ大連チャンしたほうが絶対おもしろいし、なにより夜から来ても勝負が出来るってのが大きい。6だと一日中打つにはいいんだろうけど、そんなスロプー相手の設定しても夜から来た客からすれば面白くもクソもないだろうし、そういう意味もあってとにかく反発で連チャンする2と5をほぼほぼメインで使ってましたね。

あと1は本当にやばかったね。出ないなんでもんじゃないw。ハマりがすごすぎてほとんど使わなかった。また3や4の中間設定も結局奇数設定は暴れる傾向が強いからだったら最初から5を使ったほうがいいし、4は6以上にダラダラな感じの流れになるからこっちも使ってなかった。

正直吉宗は高設定入れても出ないときはまじで出なかったのよ。なので当時まだイベントが出来てた時代はイベント時での吉宗の設定は半分は5を入れたりその中に数台だけ6入れたりして残りは全部2で調整してたりした。そうすると5でも出なかったりはしたけど、2がうまい具合に5みたいに動いてくれてたりして意外といい感じになってた感じだったから。前回の北斗もそうなんだけど、この4.5号機時代の機械は設定通りに出ないことも多くて、結構ダイナミックに設定入れまくっても意外にそうでもなかったりした一方、〆まくったのに逆噴射とかザラでした。なのでイベントになればとりあえず設定を確実に入れておくかって感じでした。まあ、大手になるとこのあたり極端な設定をしてたようで、結局数台の6を見せ台にしていかにも中間設定もあるような感じでほとんど低設定という感じでしてたのでしょうけどね…。正直、マルハン、ガイアみたいな店は怖くて近寄れないって感じでしたよ。データカウンターを見て大体ビッグ回数みたらわかるんだけど、稼働の割にはエライことになってるなって台も結構あったり、大手ってエゴイことしてるなーって本気で感じたし。

 

まあ、今からしたら本当に面白い時代でしたよ。夜からでも全然勝負出来たし、吉宗はゾーンまで回してそれから勝負みたいな台だったので、夕方までは全然ダメでも夜から一気に出るとかあったからね。一日トータルでみたら差枚数って結構出てたり飲み込んでたりもしてるんだけど、あれを複数人が打っていたと思えばその時間時間で打ち手の間ではいろいろなドラマがあったんだろうなって。実際一日中出っ放しみたいなのもあれば、一日で見たら大したこともないものもあったり、そんな中いろいろな人が立ち代わりで打っていくわけだから、夜から来たお客のイメージと朝からのお客のイメージ、一日中いるお客のイメージは全然違ってくるんだよね。

今は全く業界に絡んでいないけど、Youtube等で見る限りつまんねえ時代になったなとほんと思いますわ。去勢するのはいいけど過度にやり過ぎると面白くなくなる。だったらまずソシャゲ等のガチャ商売からメス入れたらどうですか?って言いたいですね。こっちのほうがパチンコやスロットよりもよっぽどアコギだと思いますよ。