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サブカル回顧録

ゲームやコンピュータ等、一昔前の語り草

Windows夜明け前のパソコン事情③ X68000補足

今回はX68000系に対して補足を少々。

前回↓ 

setoalpha.hatenablog.com

X68KはOSがHuman68Kと言う独自OSではあったが、中身はMS-DOSに非常によく似ていて、8文字制限が取っ払われたMS-DOSと言う印象が強く、コマンド命令も非常に似通っていた。なので基本MS-DOSがある程度カスタマイズできる人であればスムーズに使えたし、MOやHDDを使う上にはシステムファイル等の転送も必要になるので、やはり予備知識としてのMS-DOSが使えるのは都合がよかった。

 あと妙な同人ゲームもあり、有名なところでSFXVI、TDQ&II。この2つはX68Kユーザーであれば聞いたことがあるだろうけど、前者は今で言うフリー格闘ゲームMUGENに近い感じだし(個人的には波平のインパクトがすごすぎた)、後者はドラクエ風(と言うかほぼドラクエ)のRPGゲーム。他にも明らかにリバースエンジニアリングしたとしか思えない格闘ゲームとか、とにかく無駄に同人系が熱いマシンでもあった。

また、衰退期とも言える90年代なかば以降も当時のツクモや今はなきメッセサンオー等で周辺機器やゲームは売られており、特に当時完成度の高かった電波新聞社系のソフトは新品で売られていた。当時メッセサンオースターフォースを購入したのは今でも覚えている。

そんなX68Kもさすがに忍びよる時代の流れにはついていけず、少しずつ縮小気味になっていき、最終的には90年代後半にはツクモも扱いが無くなり、最終的にはメッセサンオーが販売をやめ、今はなきマックスロードの閉店とソフマップの縮小でほぼ終焉を迎えたと言っていいと思う。今現代、スーパーポテトある通りの真正面がその昔ソフマップの中古&ジャンク店、マックスロードと黄金地帯だったあの場所が再開発された時点で、完全に絶たれたわけだけど…(このときは同時にPC-98シリーズの完全終焉にも繋がったと思う)

そのX68000だけど、自分が買った分はその後売却、その後知り合いから別のACEを譲り受けたりしてほそぼそと使っていたけど、最終的には譲り渡すと言う形で一旦処分という形になった。というのは、この時代のPCの最大の欠点は「5インチディスク」だったということ。

今の時代、フロッピーディスクといえば3.5インチが標準でそれも今や無くなりつつある時代。そのような過渡期の時代に突入して5インチディスクではもはや継続が困難になり、その上カビ等の問題も出てきたので処分したというのが本音。

ただ、結局我慢できなくなり、最終的には8年前ぐらいにヤフオクで電源メンテナンスを施したXVI Compactを購入。このモデルはX68Kシリーズの中でも珍しい3.5インチモデルで、その上アンフェノールハーフタイプのSCSIコネクタもあるので、まだまだ使えると言う意味を込めて買ったんだけど、結局は買ってしまうとそれで満足してしまうので、最終的にはハイドライド3SVをクリアしたぐらいでほぼ動いてない。

正直、当時を知らないとわからない感覚。

「あの時代にほぼ完全に近いACゲームが出来る高級パソコンと言う名前のゲーム機」

ただ、子供の頃買えなかったから大人になった今買った。それだけで満足であり、所有することに意味があるである。

そんな中こんなソフトを発見。

X68000シリーズ由来の音楽データMDXをiPhoneで再生!MDX Player for iOSがリリース http://hitoriblog.com/?p=16302

いい時代になったものよ。