サブカル回顧録

ゲームやコンピュータ等、一昔前の語り草

スクウェアの思い出③ ファイナルファンタジーI

ランダムに書いていってるとどのシリーズを語ったのか忘れてしまうので、1からやったことのあるものをダラダラと書いていってみるとする。

というわけで、今日はシリーズ初代作FF1です。

setoalpha.hatenablog.com

FFシリーズ初代作なんだけど、実はプレイしたのはIIのあとで順番が前後したりしてます。ファミコン版は良くも悪くも荒削りなバランスで、黒魔道士の魔法がスカったりして結構過激な調整をされていてかなり参ったことにもなってます。フレアー唱えたら9体中4体がスカるとか結構なことがあったり、あとティアマットがデスで死んだりとかバランスもなかなかにアグレッシブ。難易度も結構高めで魔法がこの頃はまだレベルごとの使用回数だったんだけど、なにせ最大でも9回しか使えないので、ポーション買ってポーションで回復とかが最後までやるとかこのあたりもなかなか。

そういえば二回目のリッチにフレアー使われて全滅したこともあったな…。なんかすげえ難易度なのよ、アレ。当時のパソゲーを彷彿とさせる難易度のゲームなので、まあコレに慣れると他のファミコンRPGゲームなんぞ楽勝ですよ(一部除く)。スクウェアはもともとパソゲーメインでやってたせいもあって結構アグレッシブな難易度でしたね。セーブも宿屋に泊まらないと出来ないとかなかなかなセンセーショナルな仕様でとにかくスパルタンでした。あと途中で手に入れるねずみのしっぽがなんかいつのまにか手に入ったとか、どこかのダンジョンで出るマインドフレイアがあまりにも酷いバランス調整で泣くほど苦労した。だって運で2~4匹に変わるとかひどすぎね?4匹出た日にはもうゲームオーバー覚悟ですよ、マジで。

その後リメイクが色々とでてワンダースワンGBAPSPスマホ他と続くんだけど、当然のようにリメイクが出れば出るほど難易度は下方修正。もともとレベルも50程度までしか上がらなかったのがGBAからは99までに修正された上に結構レベルも上がりやすい仕様に。さらにMP制となりFF1のアイデンティティはどこに行ったのか?と思いつつもそもそも低レベル魔法は後半になるとほとんど使わないからこれでいいのかなとも。もちろん遊びやすくなったこと+上位魔法の解禁は自己レベルに依存タイプになったのでまとも?な仕様になったのかな?とも思いますね。

ちなみにGBAからのリメイクで追加要素にソウルオブカオスがPSP版で時の迷宮が追加されている。ソウルオブカオスは結構楽しいのだけど、時の迷宮はねぇ…。だるいから当時途中でやめたw。

ちなみにストーリーは王道なようで色々と紆余曲折があって最後は時間移動するような感じ。当時としてはなかなかに面白いシナリオで永遠に続く輪廻を断ち切るみたいな。リアルタイムでプレイしたときはよーわからんかったけど、再度やってみるとなるほどって感じ。まあありがちなんだけど、子供の頃ってそういった経験則とか本当にないからすごい楽しめたんだよね。あと当時は娯楽ってのが本当になくてテレビや書籍、漫画ぐらいだったのでそういう意味でも何も知らない子供からすれば新鮮に映ったものだ。

まあアレよ。これは当時をリアルタイムでプレイした人しか楽しめないと思う。今全く知らない人がやっても楽しめないだろう。あの時代背景だからこそ楽しめたということもあるので、今の子供たちがやったところでまあつまらないだろうね。でもファミコン時代のゲームとかもう古典みたいなもんなんだからこれはこれでいいんじゃないかな。当時を知ってる人が楽しめればいいのよ。結局子供の頃の思い出を再度楽しんでる感じがすきでやってる人も多いんだろうから。あの頃はほんと面白かったね~っていう思いが蘇ってくるだけでも楽しくなるものよ。

別に今がつまらないというわけじゃないんだけどねw